以前に比べて現在では、インターネットや通販で誰もが手軽にGPS機器を購入できるようになりました。
性能や耐久性というのもますます進化し、価格も大幅に下がり入手しやすくなっています。浮気調査にGPSを利用したいと考えるのなら、まずは自分に適した機材を探すようにしましょう。
大手通販サイトや電気屋のサイトなどで購入する事もできますし、秋葉原や日本橋などの電気街での取扱についてインターネットで調べる事も可能です。
ここでは購入前に、GPS機器の違いなどを予習をしていきたいと思います。
GPS機器は大きく分けて、ロガーとリアルタイムの機種に分かれています。
ロガー型のものは常に位置情報を記録し続けているもので、今この瞬間どこにいるのかという事は分かりません。
記録を取り続けるので、年月日時間・位置の情報から、どこに移動してどこに行き、何時間とどまりまたどこへ移動したのか。
こうした記録を収集し続け、設置者が機器を回収してログを読み取る必要があります。
走行したルート、立ち寄った先、駐車しどれだけの時間そこに留まったか、車の動きを全て記録する事が可能です。
しかし浮気調査で使う場合には、対象者の現在の動きについて把握できませんので、ホテルに入ったから急行するという事はできない機種となります。
リアルタイム型のものは、設置した対象の動きを、スマホやPCなど別の端末からいつでも監視する事ができるものです。
今この瞬間どこにいるのかという事を確認する事ができるので、カーナビを考えると分かりやすいでしょう。
ラブホテルへ入ったなどという事をリアルタイムで知る事ができますが、どのルートを通りどこに立ち寄ったのかという事は、この機種では監視し続けない限り読み取る事はできません。
GPSを入手する方法は、「購入するかレンタルする」というどちらかの方法をとります。
レンタルを利用するとメリットが多いです。取り付けて端末から設定するだけで、すぐ使用できるなど、性能の高いものを手軽に入手する事ができます。
レンタルですので返却する必要や、故障や紛失の際には弁償する必要がありますが、浮気調査を目的にGPSをどうぞと謳ったレンタルもありますので、高耐久性や取り付けやすいなど調査に適した物をレンタルしている所もあります。
またセキュリティ会社がレンタルしている機材もあり、取り付けは工夫する必要がありますが、大手のセキュリティシステムを浮気調査に代用する事も可能です。
購入して入手する場合には、機器は数千円から販売されていますが、SIMカードを別に入手する必要があったり、自分で浮気調査に適したものをしっかりと選ぶ必要があります。
参考:浮気調査に使えるGPSの11機器を比較!おすすめGPSは?
取り付け場所、適した場所と適さない場所、取付時注意点、GPSを車に取り付ける場合に重要になる事は、「発見されない・車の挙動に影響させない」という事になります。
エンジンルームや車体の下など、見つかりにくい事からよく取り付けられる場所となりますが、その取り付け場所は慎重に選ぶ必要があります。
事故や故障を誘発してしまう事になりかねないため、車の挙動に影響してしまう場所は避けなければなりません。
特にエンジンルームなどに取り付ける場合には、車の仕組みに詳しい人がプロが取り付けを行う方が賢明です。
またGPSの装着がバレるということは、一般的な人であればまず身近な家族が疑われますし、浮気調査をしているという事を想像するのも容易いものです。
バレるという事は浮気調査を行いにくくなり証拠が取れなくなるのはもちろんの事、GPSありきの動きをされてしまう可能性もあります。
つまりGPSを悟られる事は、調査がバレるという致命的な失敗となり、浮気の証拠を二度と取れなくなる事にも繋がります。
また、脱落もGPSの存在がバレる事にも繋がりますし、落下した衝撃で対象車や他人の車などを傷つけてしまう事故に繋がりかねません。
こうした事から、スペアタイヤが装着されている周辺、バンパー付近などに脱落しないように確実に取り付ける必要があります。
装着を行った後は、設定や使用方法、またGPSの動作確認を行います。
位置がしっかりと確実に取得できているか、ズレは生じていないのか。
使用方法について熟知できるように努め、GPSの電池の容量などについても確認しておく必要があります。
定期的に回収し電池を取り替えたり充電を行い、適切に装着し直すという作業が必要になりますので、こうした作業を極力減らすためにも電池持ちのいいGPSが便利となります。
近年ではGPSのズレも小さくなりましたが、機種によって不明な部分もありますので、実際に浮気調査を行う前にはまず自分で位置情報の正確性やズレはないかなどを確認しましょう。
違法性に注意する 証拠に繋げるためのアイテムとする
GPSを車の下など見えない所に取り付けるだけなので、罪に問われないと考える場合が多いのですがここでも注意点があります。
GPSで浮気調査を行う場合、自分名義の持ち物であれば、罪に問われる事はありません。
しかし全く他人である浮気相手の車に取り付けてしまうなどの行為は、プライバシー侵害の罪に問われる可能性があります。
装着の時には車体に傷を付けないように留意し、万が一傷を付けてしまうような事になれば器物損壊罪に問われる可能性があります。
GPSを使って浮気調査を行う事は、浮気がほぼ確定的となる情報を得る事ができます。
しかし、位置情報だけでは浮気(不倫・不貞・肉体関係)の証拠とはなりません。
GPSで得た情報を元に、不貞の動かぬ証拠であるラブホテルへの出入りの撮影・録画に繋げたり、浮気相手の家に出入りする様子などを証拠として収める必要があります。
自分で浮気調査を行おうとする場合には、以上の事に留意して証拠と繋げるように活用しましょう。